5月開催の唐招提寺うちわ撒き
うちわ撒きは毎年5月に唐の高僧鑑真で有名な唐招提寺で行われます。
うちわ撒きは、覚盛上人の命日にその功徳を偲んで行われる行事で、ハート型のうちわを講堂に供えて法要を行ったあと、 鼓楼から餅と共に撒かれます。家内の厄除けになると云われるうちわを参拝者が競って取り合います
うちわといえば、今から1200年以上昔に春日大社の神官が作り出した奈良団扇という のがありますが、今でもお土産物として人気の高い商品となっています。
唐招提寺のうちわ撒きと、率川神社のゆり祭り。
唐招提寺で毎年行われるうちわ撒きの行事は、多くの観光客で賑わいを見せます。
奈良の歴史を今に語り継ぐ諸行事
率川神社のゆり祭り
ゆり祭りは6月に率川神社にて執り行われます。
ゆり祭りは神武天皇が率川神社のほとりでササユリを摘む五十鈴媛を見初めたという伝説にちなむ祭りで、正式名は三枝祭りといいます。
神前に酒樽を供え、ゆり姫と呼ばれる4人の巫女がササユリをかざして舞を奉納します。
当麻寺練供養会式や金峯山寺蔵王堂の蛙飛び
その他の歳時記としては、當麻曼荼羅で知られる中将姫が生身のまま成仏したという伝説にちなむ行事の練供養会式(ねりくようえしき)、 飛鳥坐神社で行われる子孫繁栄を祈る神事であるおんだ祭り、ハスの花180本を蔵王権現に供える蓮華会の行事のひとつである蛙飛びなどが よく知られています。
大神神社七夕祭の神賑行事 「しんしん行事」「かみにぎわい」とも呼ばれる夏のイベント!
子供たちと一緒に金魚すくいや映画鑑賞会を楽しみましょう。