奈良公園のアイドルは鹿
奈良公園周辺には多くの観光スポットが点在しています。
東大寺、興福寺、若草山、春日大社、新薬師寺、不空院、志賀直哉旧居、奈良町等々、奈良の見所が満載です。
奈良公園といえば、誰もがイメージする鹿。
明石家さんまさんのお陰で「鹿のふん」も有名ですよね。
確かに公園の至る所に鹿のふんは落ちています。しかし、あまり気になりません。コロコロしていて愛嬌さえ感じてしまいます。
その昔、鹿せんべいを買って鹿に食べさせてあげた方も多いのではないでしょうか?一度あげると、しつこく食い下がってきますよね(笑)。
きゃーきゃー言いながら逃げまどっている姿は、奈良公園の日常を映し出しています。
天然記念物の奈良公園の鹿と、鹿せんべいを売る露店。
奈良公園のイベント
なら燈花会で賑わう奈良公園エリア
新しい夏の風物詩としてなら燈花会(とうかえ)が8月上旬から中旬にかけて行われます。
浮見堂や猿沢池など奈良公園一帯に数千本のロウソクが灯り、その闇に揺らめく炎は人々の心を癒し、幽玄の世界へと誘います。
なら燈花会の主要会場は五十二段、興福寺、浮見堂、浅茅ヶ原、奈良国立博物館、浮雲園地、春日野園地となっています。 東大寺や春日大社も期間限定でろうそくの灯が点ります。
浮見堂は大正5年に建てられた檜皮葺きの六角堂。
通常日も夜間はライトアップされ、周辺の桜やサルスベリ、紅葉も美しく映えます。
奈良公園から少し足を伸ばして奈良町に行ってみるのもおすすめ。
昔の町並みが今も残る素敵な空間です。世界遺産の元興寺もお薦めです。 大仏様で知られる東大寺や西の京にある薬師寺も必見の価値があります。
若草山で満喫する自然体験
小学生の遠足などで賑わっているのが若草山。
標高342メートル。芝生に覆われているため、なだらかに見えますが下から登るとかなり険しいんです。登れば登るほど眺望は良くなります。
若草山といえば、鹿せんべい飛ばし大会が行われる会場でもあります。
芝保護のため、入山出来るのは春と秋に限られています。
奈良公園へのアクセスは、近鉄奈良駅を降りて東へ徒歩1~2分ほどです。
登大路を歩いている途中にも、道路脇をうろうろしている奈良公園の鹿が見られます。奈良の風景と鹿は一体なんですね。