ユネスコ世界遺産登録の元興寺
元興寺は古都奈良の文化財として、ユネスコの世界遺産に登録されたお寺です。
明日香村にあった飛鳥寺を移築したのが始まりとされる古刹。奈良町の中にひっそりと佇む その姿は、世界遺産とは思えないほどの質素な魅力に包まれています。
僧坊・極楽坊の瓦は、とても古く味わいのある行基葺きです。
初夏にはキキョウ、秋には萩が咲き誇り、境内を見事に彩り、花のお寺としても有名です。
元興寺の門前町として賑わった奈良町は、古い民家を再生させたカフェやショップが登場してきています。
奈良町は元興寺界隈をまとめて呼ぶときの通称で、地図には掲載されていません。細い路地が入り組んだ不思議な空間が広がる奈良町には独特の雰囲気があります。
奈良町ウォーキングを満喫
奈良町を象徴する身代わり猿
身代わり猿と呼ばれる庚申さんが町の至る所で見られます。
庚申さんとは元々、祀られている仏様のことをいうのですが、そのシンボルとして赤い布で作った猿が軒下にぶら下がっているのです。 災害や病気を身代わりに受けてくれるのだそうです。奈良町資料館に行けば、身代わり猿のお守りが買えます。
文化の香り漂う元興寺周辺を散策
ならどっとFM78・4が表通りから格子越しに見えてきます。 サテライトスタジオとして地元のリスナーを多く抱えていることで知られます。
奈良市音声館では、わらべ歌が紹介され、教室やコンサートも開かれています。 文化の香りが漂う奈良町は、奈良観光に訪れてみたい人気スポットのひとつです。
世界遺産の元興寺から約30分余りで料理旅館大正楼にアクセスできます。