法隆寺五重塔と中門。八角形のお堂は、法隆寺東院伽藍にある救世観音像を納める夢殿です。

法隆寺西院（さいいん）には金堂・五重塔・中門・回廊など飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築があります。 この建築物群が、ユネスコの世界文化遺産として日本で初めて推薦されました。

日本最古の五重塔にはお釈迦様の遺骨が納められています。

法隆寺金堂と法隆寺東院伽藍

法隆寺金堂壁画の拝観ベストタイム

本尊が納められたお寺の心臓部である金堂には、日本最古の四天王像など仏像がずらりと勢ぞろいしています。 周りの壁画は日本最古のものを複製したもので、シルクロードの雰囲気を漂わせています。

この壁画には夕陽が入り、夏なら午後５時半から６時ごろ、冬なら午後３時ごろがとても綺麗です。 法隆寺観光のベストタイムといったところでしょうか。

中門はチケット売り場の横にあり、２体の金剛力士像がにらみをきかせています。１３００年前の木の回廊は見応えがあります。

斑鳩寺跡の法隆寺東院

法隆寺東院は聖徳太子が建てた斑鳩寺のあった跡とされます。

法隆寺東院には、太子を偲んで八角形の夢殿が建てられています。夢殿の中には救世観音像があり、等身大の聖徳太子像が祀られています。 夢の古語を夢（いめ）と言いますが、イメは神や仏との交流の手段と捉えられていたようです。法隆寺夢殿の救世観音像は年に２回だけ公開されています。

救世観音像公開期間：４/１１～５/１８、１０/２２～１１/２２

法隆寺駅前にはレンタサイクルショップもあり、１日３００円で楽しめます。

法隆寺へのアクセスは、料理旅館大正楼から県道１４号線経由で２５分ほどです。法隆寺、法起寺、法輪寺などの斑鳩観光にも大変便利な立地となっています。 公共交通機関のJRを利用しても、およそ３０分ほどで法隆寺に到着します。

聖徳宗総本山法隆寺　奈良の法隆寺の公式ホームページご案内。