奈良の料理旅館大正楼

飛鳥の蘇

飛鳥の蘇の醍醐味を体験

飛鳥の蘇(古代チーズ)は奈良の特産品です。

醍醐味という言葉があります。
醍醐とは、牛または羊の乳から作った飲料をさらに精製していって濃厚な味にしたものをいいます。 搾り立ての生乳を焦げつかさないように7~8時間火にかけ、 水分を取ると赤味を帯びたベージュ色のかたまりが出来上がります。これが古代チーズです。

醍醐のような味、すなわち美味を褒めていう言葉でしたが、それが転じて、何ものにも変えられない楽しさ、 本当の面白さを表すときに用いられるようになりました。 cf. 山登りの醍醐味

興味深いお話ですが、天の香久山の麓周辺の地名にも醍醐という名前が残っています。

飛鳥の蘇 料理旅館大正楼

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古代チーズで蘇る歴史

宿泊プランの古代いにしへプランで飛鳥の蘇を賞味

料理旅館大正楼では、”古代いにしへプラン”という宿泊プランを販売しています。

その中の一品に飛鳥の蘇を供させて頂いております。
その他にも、栄養豊富な古代米、柿の葉の香りが口の中に広がる柿の葉寿司、山の芋の珠芽である「むかご」の胡麻酢和え、マクロビオティックな玄米ジュースなどが 付いてきます。

高級食材・飛鳥の蘇の歴史

中央アジア草原のパオの中で生まれた蘇は、はるかシルクロードの道を通り、飛鳥の都へ伝わりました。
当時飛鳥には多くの異国人が住んでおり、彼等がその製法を伝えたのではないでしょうか。

蘇は誰もが口にすることが出来たわけではありません。

貴族や高級官人の宴を彩り、貴婦人の美容の滋味でもありました。高級食材であると共に、美容と不老長寿にも期待されていたのです。

生乳をひたすら煮詰めていくという、実にシンプルな調理法によって生まれた飛鳥の蘇。滋養に富む飛鳥の蘇は、高齢社会における健康食としてもおすすめです。 飛鳥観光の際には、是非おみやげとしても購入しておきたい逸品ですね。

古代いにしへプラン 飛鳥の蘇、古代米、古代酒等を体験!