當麻曼荼羅で知られる当麻寺
当麻寺は美しい山容を誇る二上山の麓に佇んでいます。
当麻寺は當麻寺とも表記されます。当麻寺を象徴するものを一つ挙げるとすれば、それは中将姫が一夜にして織り上げたと伝えられる當麻曼荼羅では ないでしょうか。
当麻寺本堂と、当麻寺境内に開花する牡丹。
極楽浄土を表した當麻曼荼羅。
薄幸だった中将姫は、のちに阿弥陀に迎えられて極楽往生したとされ、この曼荼羅は庶民の篤い信仰を集めました。
当麻寺の見所
三重塔の東塔・西塔と国宝四天王像
当麻寺を語る上において、現代に蘇るツインタワーとも言われる東塔・西塔は外せません。 共に三重塔ですが、創建時の両塔が揃って現存しているのは、この当麻寺だけなんです。とても貴重な財産なんですね。
当麻寺の境内には多くの塔頭が点在しますが、国宝の四天王像が安置されている金堂も見逃せません。 百済から献納されたとされる四天王像のエキゾチックなお姿には思わず見入ってしまいます。
当麻寺の交通アクセス
当麻寺中之坊、奥之院などの塔頭はボタンの名所としても知られ、毎年多くの観光客で賑わっています。最寄の駅は近鉄当麻寺駅ですが、近鉄二上神社口駅からも アクセスすることが可能です。
近鉄南大阪線当麻寺駅より徒歩15分。
拝観料500円(本堂・金堂・講堂)、駐車場有料(30台)。住所は奈良県葛城市當麻1263です。