山の辺の道より西に鎮座する大和神社
奈良県天理市に鎮座する大和神社の観光ガイド情報です。
戦艦大和にもその分霊が祀られた大和神社。日本最古の神社として名高く、人気のハイキングコ-ス「山の辺の道」より少し西側に位置します。
大和神社へのアクセスは、JR万葉まほろば線長柄駅より徒歩8分、西名阪自動車道天理ICより国道169号線を6㎞ほど
南へ走った先を右折すぐとなっています。
大和神社の祖霊社と干支絵馬。
歴史ある大和神社の見所
戦艦大和ゆかりの神域
不沈戦艦と呼ばれた戦艦大和に、ここ大和神社の分霊が祀られていたお話は有名ですよね。
米国の猛烈な空爆によって、昭和20年4月7日14時23分に海の藻屑と消えてしまった戦艦大和・・・その時に殉じた
2,736名の御霊が大和神社の祖霊社に手厚く祀られています。
大和神社と田園風景、大和神社の狛犬。
橘森と呼ばれる大和神社の神域を背景に、長閑な田園風景が広がります。
大和神社の神紋は橘なんですが、橘森を見ていると横長の船の形を想像してしまいます。それもそのはず、下ツ道沿いに鎮座する大和神社は
道路から正殿に至る距離が戦艦大和の長さに匹敵するのです。
戦艦大和の全長は263m。当時の戦艦としてはトップクラスの規模を誇っていたわけですが、 大和神社の長い参道を歩きながら、往時の戦艦大和を思い描いてみるのもおすすめですね。
春を告げる伝統行事の「ちゃんちゃん祭り」
大和神社の伝統行事にちゃんちゃん祭りがあります。
氏子たちが大和神社の西南にある、中山町のお旅所まで神楽渡しを行う儀式です。毎年4月1日に催される
ちゃんちゃん祭りで、大和の春は訪れを告げます。