鯵は水分が多いので鮮度が落ちやすい。
新鮮なものはうろこが整って銀色の光沢があり、全身が活き活きとして腹が締まっています。目がグリッと盛り上がっているものが良い鯵です。 新鮮なものにはうろこがしっかり付いていますが、古くなってくるとうろこ取りをしてもほとんど付いていない状態になります。
ムロアジの赤くて綺麗な尾びれと、焼魚で頂くイトヒキアジ。
養殖ものは天然ものに比べて体も尾びれも丸みを帯び、背側が黒く腹側が白いのが特徴です。 水槽や生け簀にいる「泳ぎ」の鯵はほとんどが養殖ものであると言われます。
鯵は仏語でchinchard(シャンシャール)と言います。
5~7月の暑い季節から秋までが鯵の旬です。
日本近海を春から夏にかけて北上し、秋から冬に南下し、1年を通して各地の市場に出回ります。
大分県佐賀関の一本釣りの真鯵は質が良いことで知られ、「関あじ」の名で高級魚として扱われます。養殖ものは三重、静岡、高知などが産地。
やはり鯵はどこのスーパーでも目にする、大衆魚の代表格ですよね。
青背の魚ではありますが、生姜といっしょに煮付けにしたりするのも美味しいです。
鰯の数が減ってきているらしいですが、益々鯵には頑張ってもらいたいですよね。