香を頂くイカの燻製
烏賊の燻製と大和茶風味のパンナコッタをご案内。
日本人が好んで食すイカは、燻製料理でも格好の食材となります。口の中に広がる、その馥郁たる香りは筆舌に尽くしがたいものがあります。
会席料理の締めにデザートをお出ししていますが、大和茶風味のパンナコッタは人気の一品です。パンナコッタとは、イタリア語で生クリームを煮たという 意味になります。奈良名産の大和茶粉末が独特のアクセントを生み出します。
烏賊の燻製と、料理旅館大正楼の中庭を囲む回廊。
イカを柚庵地にしばらく漬けてから、ほうじ茶、ざらめ、桜チップで燻します。噛めば噛むほど味わい深い烏賊の燻製はおすすめのお料理です。
大正楼中庭に咲くツツジと、大和茶風味のパンナコッタ。
奈良特産品の大和茶
大和茶栽培に適した大和高原の気候風土
大和高原の気候風土は茶の栽培に適しています。
昼と夜の温度差が大きく、お茶を栽培するにはうってつけの条件が揃います。 奈良市や天理市の山間部、添上郡月ヶ瀬村、山辺郡都祁村、山添村などで主に栽培されている大和茶。
大和茶を使った奈良の料理
「味は大和で、香りは宇治」と伝えられる大和茶は、腰があって「出」のいいお茶として知られます。奈良茶飯や大和茶粥などの伝統食が残されているのも頷けますよね。
そんな大和茶をパンナコッタにアレンジしてみました。奈良特産のあすかルビー(イチゴ)を添えて供します。地元の食材から紡ぎ出されたデザートです。
ヤマトポークのロールキャベツ じっくり2時間煮込みの味