夏バテ予防に牛肉のたたき
牛肉の和風たたきとリーフカット(りんごの飾り切り)をご案内致します。
夏越しのスタミナ料理として人気の和風たたき。日本料理では牛肉をあまり使うことがありませんが、牛肉の叩きだけは別格ですね。 リンゴを木の葉型に切るリーフカットは、見た目にも鮮やかな包丁技です。
牛肉の和風たたきと、客室の床の間に飾られた置物。
料理の作り方案内
牛肉の和風たたきのレシピ
牛肉は柔らかい部位のヒレ肉を使います。
強めに塩こしょうして金串を打ち、直火で表面だけに火を通します。焼き霜の要領ですね。 酒、薄口醤油、レモン汁、酢、すりおろしニンニクを合わせた漬け地にしばらく漬け込みます。
肉の表面の水分を拭き取ってラップをし、一晩冷蔵庫で寝かせます。以上で、美味しい牛肉の和風叩きの出来上がりです。 疲労回復に効果てきめんです。
中庭を廻る回廊と、林檎の飾り切り「リーフカット」。
リーフカットの手順
くし型に林檎を切り、へたの部分を取り除きます。
包丁の刃元から切っ先を上手く使って、外側から弧を描くようにカットしていきます。順番に内側へ向けて3~4回に分けてカットします。 最後にカットした木の葉をずらして出来上がりです。
リンゴは空気に触れると、断面が褐色に変化してしまいます。切ったら薄い塩水に浸けて褐変(かっぺん)を防ぐこともポイントですね。