環境問題は私達の身近な話題として取り上げられます。
環境蘇生のテーマに基づき、旅館の中でも 琉球大学の比嘉照夫 教授が開発されたEM菌を使用しています。EM菌は有用微生物群とも呼ばれています。
甦る未来―EM技術が21世紀を変える 比嘉 照夫 by G-Tools |
たった1gの土の中にも1億以上の微生物が棲んでいますが、 その微生物の中に病原菌が多くいれば、土は健康でなくなり、作物も病気や害虫に冒されやすい腐敗型の土壌になってしまいます。
反対に、有益な微生物が多いと、土は健康で作物が丈夫に育つ蘇生型の土壌になるのです。 これらの有効な微生物を集めて培養されたEM菌には、素晴らしい環境蘇生のパワーが秘められています。
料理旅館大正楼では日々の生活の中で、家庭内の環境改善に取り組んでいます。液体のEM菌を水で薄めて様々な場所をスプレー状に噴霧します。
まな板、オーブン、ガスレンジ、グリル、シンク内、排水口、トイレ、客室内、浴衣・・・カビを取り、臭いを取り、シミを取り、流しのぬめりを取り除いてくれます。 また、このEM菌は生ゴミ処理にも効力を発揮します。
ペットのブラッシングに利用すると毛並みがつやつやになり、餌にかけると体臭・ウンチの臭いが消えます。
茶渋取りにも効果があります。EM菌の原液をたらいにキャップ1杯ほど入れて一晩浸け置くだけでOKです。 布団に希釈液をスプレーするとふかふかになり、おねしょの跡も目立たなくなります。洗濯前に希釈液に浸けておくと洗い上がりが明らかに違います。
また、お風呂に入れるとお湯がやわらかくなり、肌にも優しい入浴が楽しめます。
土を蘇らせる力のあることから、食糧問題解決の救世主ともいわれています。 様々な可能性を持つEM菌は、船井総研会長の船井幸雄氏も絶賛していらっしゃいます。
環境保護が世界遺産を守ります。
奈良観光の名所ともなっている紀伊山地の霊場と参詣道。
これらのかけがえのない環境遺産を保護するためにも、様々な取り組みが待たれるところです。