奈良の宿大正楼

宿泊プランのデザートにも登場!アップルボート

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りんごの飾り切りのご案内です。

パーティなどの宴席を演出する見事なフルーツカッティング!ケーキ職人の技として知られるフルーツカッティングですが、日本料理を彩る飾り付けにもぴったりです。

当館でも様々な宿泊プランをご用意しておりますが、会席料理の最後に出てくるのが果物や野菜を使ったデザート。秋から冬にかけては、お料理の締めにりんごの 飾り切りをお出しすることもよくあります。

アップルボート りんごの飾り切り

アップルボートの作り方

りんごの飾り切りの一つであるアップルボートは、リーフカットの応用編となります。

くし形に切ったりんごの皮面をV字形にカットしていきます。 刃元から切っ先に向って、包丁の全体を使いながらカッティングします。外側から順にカットしたら、一番下の土台になる部分だけを除いて、 残りの上の部分を半分に切ります。土台に戻して、少しずつずらしながら綺麗に仕上げます。

真ん中にミントを飾ったり、ワンポイントに葡萄などを置いてみても見栄えがすると思います。

飾り切りの技術は、習得すると色々なものに応用が効くので是非おすすめです。 注意点としては、リンゴは皮をカットするとすぐに褐変するので、ちょっと酢水にくぐらせることがポイントです。

りんごの品種をご案内

ひとくちにりんごと言っても、実に様々な品種が出回っています。

陸奥は硬くて果汁が多く、さっぱりした甘味があります。 指ではじいて澄んだ高い音がするものが新鮮です。

富士は日持ちが良く、糖度が高くて酸味とのバランスがとれ、歯応えがあります。王林は酸味が少なく甘味があり、 香りが良いのが特徴です。世界一は大きくても味が回り、果汁が多く甘味と芳香があります。日持ちも良いのですが、 水分が飛ばない内に食べるようにして下さい。

余談になりますが、サザンオールスターズのCDの中に「リンゴ追分」が入っています(^^♪

「リンゴ追分」は美空ひばりさんの名曲をカバーしたものです。追分っていうのは追分節(おいわけぶし)のことで、 哀感たっぷりに長く伸ばして歌うのが特徴です。追分節発祥の地が信濃の国、今の長野県です。リンゴとのつながりを感じますね。

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