ソーシャルネットワーキング　ＳＮＳ

参加者がお互いに友人を紹介し合って、新たな友人関係を広げることを目的に開設
されたコミュニティ型のウェブサイトのことです。ＧＲＥＥやmixiが有名です。

米国発のソーシャルネットワーキングですが、２００２年３月に登場した
Friendster フレンドスターが先駆けと言われています。同社は１年と少しの間で
世界中から約７００万人の会員を集めて大ブレイクしました。日本でもブログの普及
と共にソーシャルネットワーキングサービスが花盛りとなりました。

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ＳＮＳ　ソーシャルネットワーキングサービス

ソーシャルネットワーキングの歴史と背景には６次の隔たり理論があります。

世界中のどんな人であろうが、５人の知人の輪でつながる・・・という考え方です。
社会学の閉じた世界をはるかに飛び越えて、全世界でこの６次の隔たり論は有名になりました。 世界中の人々が数人をたどれば必ずつながるという神話は、後にインターネット上でのソーシャルネットワーキングサービスの隆盛に繋がっていくのです。 数人の知人を経れば、必ずお目当ての人に辿り着けるというキャッチフレーズは、口コミマーケティング、さらには知識や情報を共有する経営手法である ナレッジマネジメントの手段として注目されています。

一方、ソーシャルネットワーキングを語る上で忘れてならないのは、弱い絆の強さ論です。

新しいアイディアは、緊密な友人関係より外の世界からもたらされる・・・というものです。 仲間内ではいつも同じ情報しか行き交っていません。得てして斬新なアイディアは弱い絆でつながっている集団の人たちからもたらされるものです。

集団の中にはキーマンが必ず存在するものです。
その人を通して大多数の人たちにつながっていく・・・その人がいなければ拡大発展が期待できない。 そんなキーマン達をハブやコネクターといいます。

ソーシャルネットワークの世界では、ハブやコネクターに当たる人物が、何もない無秩序な状態からコミュニティを生み出したり、 組織化したりと自然に秩序を生み出すことが分かっています。正にソーシャルネットワーキングはハブとコネクターとなる人の周囲に自然に生まれていくもの なのです。