奈良の旅館大正楼

大神神社の酒まつり

酒の神様の伝統行事

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大神神社の酒まつりのご案内です。

大神神社では、11月14日に醸造安全祈願祭(酒祭り)が催されます。
ちょうどこの時季は新酒の仕込みに入る季節で、酒まつりには全国の酒蔵・酒造業者・杜氏が参列します。酒造りの神様として有名な大神神社だけに、 日本国中から多くの人が集まり、賑わいを見せます。

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奉納された酒樽が、拝殿にうず高く積み上げられる様は圧巻です。

祝詞奏上の後、神楽「うま酒みわの舞」が4人の巫女によって厳かに舞われます。当日は振る舞い酒もあって、香り豊かな奈良の地酒を堪能することができます。

酒に所縁の大神神社

大神神社の志るしの杉玉

全国の酒造場の軒先に吊るされている、鞠のような杉の玉をご存知でしょうか?
あれは、しるしの杉玉といって、三輪の神杉の枝を丸く束ね、酒造りのお守りとして大神神社から授与されているものなんです。 酒まつりが済み、お祓いされた酒栄講の酒蔵や酒造元に「しるしの杉玉」が授与されます。

大神神社の拝殿と祈祷殿の正面に掲げられる大杉玉の重さは150kgもあるそうです。
大杉玉は毎年、酒まつりの前日に当たる11月13日に新しい物に掛け替えられます。

三輪に祀られる杜氏の神様「活日神社」

境内には、杜氏の祖神として篤い信仰を集めている活日神社があります。

狭井神社の参道を祈祷殿奥に進むと、右手に鳥居が見えて参ります。この石段を登りつめた所に摂社「活日神社」が鎮座します。 ご祭神は高橋活日命で、杜氏の祖神として篤い信仰を集めています。

酒の神様「三輪明神」の歴史の紐を解いていくと、崇神天皇の御世に遡ります。
大変な国難に見舞われていた当時、崇神天皇はバラバラになった人心を一つにして、力を合わせて国家経営を図るために、三輪山に鎮まる神々の 霊威を仰いで、大規模な祭祀を執り行ったのです。つまり、高橋活日命を杜氏として美味しいお酒を造らせ、三輪山に鎮まる神様にお供えし、新穀感謝の 祭りを催したのです。酒と三輪の深い関係が偲ばれますね。

FAQ 奈良の旅館大正楼 三輪明神まで徒歩5分、大神神社御用達の老舗料理旅館。酒祭りご参列の際、どうぞご利用下さい。