世界遺産の法起寺
法起寺はこぢんまりとしたお寺ですが、世界遺産に登録されています。
法起寺の三重塔は日本最古のものであり、国宝でもあります。約1400年前の創建時のお姿そのままで残されている大変貴重な日本の宝です。
法起寺三重塔と、法起寺拝観受付で販売されていた絵葉書。
斑鳩周遊観光の中の法起寺
法起寺はコスモスの名所
法起寺は法隆寺から徒歩30分ほどの距離にあります。
周囲は田畑に囲まれていて、春にはレンゲ、秋にはコスモスが風景を彩ります。
奈良でコスモスといえば、安倍文殊院のコスモス迷路が真っ先に思い出されますが、法起寺周辺のコスモスも実に見応えがあります。
法起寺の貝多羅葉(ばいたらよう)と、屋根瓦。
斑鳩の里を散策
法隆寺の周りには法起寺の他にも、中宮寺や法輪寺があります。
中宮寺は聖徳太子が母のために建立した御所跡に立つお寺です。国宝の微笑む仏様が鎮座なさっています。 法輪寺は、聖徳太子の子である山背大兄王が622年に建立したお寺で、飛鳥や平安時代の仏像が間近で見ることができます。
斑鳩の里も見所がいっぱいですね。
この斑鳩(いかるが)は、聖徳太子の斑鳩の宮のあった場所を指し、今の奈良県生駒郡斑鳩町をいいます。 「斑鳩寺」とは、法隆寺の別称でもあります。また、「斑鳩尼寺」とは、中宮寺の別称です。